アウトドア用品を処分したい人へ! 一番簡単でお得な方法を伝授!
「物置に入れたままになっているアウトドア用品を処分したいが、どんな方法があるのだろう」「アウトドア用品を処分する際の注意点を知りたい」とお考えではありませんか? アウトドア用品は種類が多く、ゴミとして出すにしても分類がよく分かりにくいですよね。また、そのほかにも簡単に処分できる方法があれば、詳しく知りたいことでしょう。
そこで今回は、アウトドア用品の処分について詳しく解説します。
- アウトドア用品にはどんなものがある?
- アウトドア用品のゴミの分類は?
- アウトドア用品を処分する方法は?
- アウトドア用品を買取に出すことはできる?
- アウトドア用品の処分に関するよくある質問
この記事を読むことで、アウトドア用品を処分するポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.アウトドア用品にはどんなものがある?
最初に、アウトドア用品の主な種類について見ていきましょう。
1-1.テント・サンシェード
アウトドアを本格的に楽しむためには、テントが役に立つことでしょう。テントがあれば、寝る場所や休憩場所を確保できます。突然雨が降ってきても、テントの中でしのぐことも可能です。テントには、1人用からファミリー用まで、さまざまなサイズがあります。最近では、ワンタッチで簡単に設置できることから、日よけ用としてサンシェードも人気です。
1-2.寝袋
アウトドアで宿泊を伴う場合、寝袋があると便利です。寝袋は保温性が高く、寝ている間に体温が奪われるのを防いでくれるので、快適に眠ることができます。また、最近ではクッション性に優れたものも多くあり、寝心地が向上しているのも特徴です。使わないときは、コンパクトにたたんでおけるので、通常の寝具より邪魔になりにくいのもメリットでしょう。
1-3.バーベキューコンロ
アウトドアでの食事に欠かせないのが、バーベキューコンロです。バーベキューコンロがあれば、アウトドアで肉や野菜などを焼いて気軽にバーベキューを楽しむことができます。バーベキューはアウトドアの醍醐味(だいごみ)ともいえるため、バーベキューコンロを1台は所持しておくことがおすすめです。特に、人数が多い場合、食事の用意で重宝することでしょう。
1-4.ダッチオーブン
ダッチオーブンとは、金属製のフタ付きなべの一種です。厚みがあるので、食材に火が均一に伝わり、素材をじっくり煮込むのに適しています。たとえば、アウトドアでカレーやシチューなどの煮込み料理を楽しみたいときに大活躍することでしょう。キャンプオーブンやココットと呼ばれることもあり、アウトドアで本格的な料理をしたい人に人気です。
1-5.折りたたみテーブル・イス
折りたたみテーブルやイスは、食事やちょっとした休憩に利用できます。川や海で釣りをするときなど、場所によってはイスを使うと楽です。また、日記を書くときなども、テーブルがあると助かるでしょう。使わないときは、それぞれ折りたたんで車に乗せておいたりテントの中にしまっておいたりすることができて便利です。
1-6.レジャーシート
レジャーシートを地面に敷くことで、服を汚さずに座ったり寝たりすることができます。また、食事の際に使用しても、衛生面で安心できるのもメリットです。レジャーシートは、そのほかにもアイデアしだいでさまざまな使い方をすることができます。たとえば、急に雨が降ったときにものにかけて使用したり、着替えをするときの目隠しにしたりすることも可能です。
1-7.ランタン
ランタンは、アウトドアで照明に使います。小型で持ち運びしやすいため、夜間の移動時にも便利です。ろうそくや固形燃料に着火するタイプのほか、最近ではLEDタイプのランタンも人気が高くなっています。LEDタイプのランタンは、火を使うことなく安全性が高いことや、長時間明るさをキープできるのが特徴です。
1-8.クーラーボックス
クーラーボックスは、アウトドアで生鮮食品や飲みものを冷たく保管するために必要不可欠です。氷を入れておけば、一時的に冷凍庫として使うこともできます。クーラーボックスを選ぶときは、サイズやデザインだけでなく、保冷力の高さや持ち手の使い勝手をチェックすることが大切です。
1-9.発電機
発電機があると、アウトドアの楽しみがグンと広がります。電気が使えない場所でも、発電機によって電気を供給することができ、さまざまな電化製品を利用できて便利です。たとえば、携帯電話やスマホ・パソコンなど、充電切れを気にせず使うことができます。最近では非常用として発電機を買い求める人も多く、需要が急増中です。
2.アウトドア用品のゴミの分類は?
アウトドア用品ゴミの分類と処分方法を詳しく見ていきましょう。
2-1.小さなものは可燃ゴミや不燃ゴミとして処分するのが一般的
アウトドア用品でも、以下のようなものはサイズが小さいので可燃ゴミや不燃ゴミとして処分することが一般的です。
- 寝袋
- 折りたたみテーブル・イス
- ランタン
- レジャーシート
- ダッチオーブン(ただし大きさや重量によっては粗大ゴミになることもある)
可燃ゴミや不燃ゴミは、自治体が指定する集荷場所・日時に出しておくと無料で回収してもらえます。なお、自治体によって指定ゴミ袋に入れる必要があったりゴミの分類基準が異なったりするため、確認してから出してください。
2-2.一定以上の大きさのものは粗大ゴミになることが多い
一定以上の大きさがあるものは、多くの自治体が粗大ゴミとして扱っています。たとえば、以下のようなものです。
- バーベキューコンロ
- テント
- クーラーボックス
粗大ゴミとして出す場合は、自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡して事前予約が必要なケースが多くなります。また、一般的には1個数百円程度~の処分費用が必要です。なお、上記の品目でも、サイズが小さいものや指定ゴミ袋に入るものなどは、可燃ゴミや不燃ゴミとして扱う自治体もあります。
2-3.自治体によって回収してもらえないものもある
自治体によっては、発電機などを回収困難品に指定していることがあります。回収困難品に指定されているものは、粗大ゴミとして処分することができません。したがって、メーカーに処分してもらう、不用品回収業者に依頼するなど、そのほかの方法で処分を考える必要があります。なお、自治体によって回収困難品の指定品目が異なるため、ホームページなどで確認してみてください。
3.アウトドア用品を処分する方法は?
自治体回収に出す以外でアウトドア用品を処分する方法を詳しくご紹介します。
3-1.知人や施設に譲る
不要になったアウトドア用品は、知人や施設に譲る方法もあります。もらってくれそうな知人や施設に声をかけ、欲しいものがあるか聞いてみてください。特に、以下のようなものは喜んで使ってもらえます。
- テント
- バーベキューコンロ
- 発電機
メリット
- 譲り先で喜んで使ってもらえる
- 無料で処分できる
デメリット
- ほぼ新品に近く不具合がないことなどが条件
- 配送にかかる費用は自己負担が基本
- 必ずしも譲り先が見つかるとは限らない
3-2.自宅前で無料配布する
自宅前に不要になったアウトドア用品を置いておき、欲しい人に無料配布する方法もあります。「現物渡し・返品不可」と表記しておけば、思わぬクレームを防ぐことも可能です。なお、自宅前で無料配布する際は、近隣に迷惑がかからないよう置き場所や並べ方を工夫しましょう。
メリット
- 集荷場所まで持っていく手間が省ける
- 必要な人に役立ててもらえる
- 無料で処分できる
- こん包や発送の手間がかからない
デメリット
- なかなか持っていってもらえないことがある
- 雨の日などは出しておけない
3-3.不用品回収業者に処分を依頼する
不要になったアウトドア用品は、不用品回収業者に処分を依頼することも可能です。特に物量が多い場合は、回収日時と場所を指定して出張回収してもらうとよいでしょう。まずは、見積もりを依頼してみてください。
メリット
- 都合のよい回収日時と場所を指定できる
- 集荷場所まで運ぶ手間がかからない
- 大量でも対応できる
- 条件によっては買取になることもある
- 回収後は再資源化などで有効活用されることが多い
- アウトドア用品以外の不用品も同時に処分してもらえる
デメリット
- 回収費用が1回数千円程度~かかる
なお、当不用品片付け埼玉・千葉オンラインでも、不要になったアウトドア用品の処分をお受けしています。まずは、お気軽にご相談ください。
4.アウトドア用品を買取に出すことはできる?
アウトドア用品を買取してもらえる条件や、業者の選び方などを詳しく解説します。
4-1.買取可能となるアウトドア用品の条件は?
以下のような条件を満たすアウトドア用品は、買取してもらえる可能性が高いでしょう。
- 有名メーカー・人気ブランド品(コールマン・モンベル・スノーピーク・ロゴスなど)
- 人気の種類(テント・寝袋・バーベキューグリルなど)
- 使用感が少ない
- 不具合や故障がない
- 目立つ汚れ・破損・ひどい臭いがない
- 付属品がそろっている
4-2.アウトドア用品を買取に出す方法は?
アウトドア用品を買取に出すには、以下のような方法があります。
4-2-1.アウトドア用品買取専門店に売る
アウトドア用品の買取を希望する場合、アウトドア用品買取専門店に売ることを考えてみましょう。豊富な専門知識があり適正な査定が期待できる、取扱品目が多い、大量の買取依頼にも対応してもらえることなどがメリットです。ただし、買取専門店なので、買取不可になると引き取り処分もしてもらえません。また、豊富な専門知識があるために、査定基準が厳しくなるケースもあります。
4-2-2.リサイクルショップに売る
アウトドア用品は、リサイクルショップに売ることも可能です。業者の店頭に持ち込んで査定を依頼してください。提示金額に納得できる場合は、そのままアウトドア用品を引き渡し代金を受け取りましょう。アウトドア用品以外の不用品を同時に買取してもらうことも可能です。ただし、査定金額が安い、店頭に持ち込む手間がかかる、買取不可の場合は引き取り処分もできないなどのデメリットがあります。
4-2-3.ネットオークションやフリマアプリで売る
不要になったアウトドア用品は、ネットオークションやフリマアプリに出品して売ることもできます。自分の売りたい価格を設定できる、買取専門店などで買取不可になったものでも出品できるなどがメリットです。ただし、こん包や配送が大変、商品クレームや支払い遅延が起きやすいなどデメリットも多くあります。
4-2-4.不用品回収業者に買取してもらう
不用品回収業者の中には、アウトドア用品の買取を行っているところもあります。買取を希望するときは、業者の査定を受けてみてください。業者が提示した金額に納得できる場合は、正式に依頼しましょう。なお、不用品回収業者なら、買取不可となったものでもそのまま引き取り処分を依頼できて便利です。
4-3.信頼できる買取先の選び方
アウトドア用品の買取先を選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。
- アウトドア用品の買取実績が豊富
- 査定は無料
- 誠実な査定で定評がある
- 買取可能な種類が豊富
- 都合のよい回収方法が選べる
- スタッフの対応が親切で丁寧
- 買取代金がその場で支払われる
- 顧客からの評判がよい
- 古物商の許可を取得済み
4-4.悪質業者に注意すること
アウトドア用品の買取では、悪質業者に注意してください。たとえば、以下のような特徴のある業者に依頼してはいけません。
- 電話勧誘や飛び込み訪問で買取をしている
- 査定が有料
- 不当に安い査定金額を提示する
- 査定理由を聞いても教えてくれない
- スタッフの言葉遣いや態度が悪い
- 顧客からの評判が悪い
- 買取代金は後日振り込み
- 古物商の許可を取得していない
悪質業者に依頼すると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。アウトドア用品の買取で損をしないためにも、また、気分よく取り引きするためにも4-2を参考にして信頼できる業者に依頼してください。
5.アウトドア用品の処分に関するよくある質問
最後に、アウトドア用品の処分に関する質問に回答します。それぞれ確認してください。
Q.アウトドア用品を捨てるときは掃除をするべきか?
A.ゴミに出す・処分するなどの場合は、特に掃除は必要ありません。ただし、運ぶ際に手や服が汚れないよう、外観のホコリなどを簡単に掃除しておくことをおすすめします。
Q.アウトドア用品を粗大ゴミに出す場合、まとめて依頼すると安くなる?
A.安くなりません。一般的に、粗大ゴミは1点ずつ処分費用がかかります。また、アウトドア用品の種類によって金額が異なるため、自治体に確認してください。
Q.アウトドア用品を買い替える場合は販売店に下取りしてもらえる?
A.販売店によっては、キャンペーンなどで下取りしてもらえることがあります。ただし、下取り可能な種類やメーカーが指定されていたり、一定金額以上の購入時に限られたりすることもあるので確認してください。
Q.ほぼ新品に近いのに買取専門店で買取不可との査定が出たのはなぜ?
A.以下のような理由が考えられます。
- 無名メーカー・不人気ブランド品
- 元値が安価(レジャーシートなど)
- 中古市場で供給過多になっている
なお、業者によって買取基準が異なるため、ほかの業者では買取してもらえる可能性もあります。
Q.アウトドア用品の処分を業者に依頼する場合で、費用を安く抑えるコツは?
A.以下を参考にしてください。
- 回収費用が安い業者に依頼する
- 店頭持ち込みなど回収費用が安い方法を選ぶ
- 不用品の買取を同時に依頼する
まとめ
今回は、アウトドア用品の処分について詳しく解説しました。不要になったアウトドア用品は、自治体回収にゴミとして出す、不用品回収業者に依頼するなどの方法で処分できます。ただし、ゴミとして出すと廃棄処分となり、貴重な資源をリサイクルすることができません。一方、不用品回収業者に依頼すれば、再資源化により有効活用してもらえるのでおすすめです。また、状態のよいものは買取になることがあるので、業者に確認してみるとよいでしょう。なお、アウトドア用品は大きさや重さがあるものが多いため、日時・場所を指定して回収してもらうと便利です。