ACアダプターは何ゴミ? 不要なACアダプターをお得に処分する方法


ACアダプターは、家電品購入のたびに増えるため、すっきり整理したいと思っている人も多いことでしょう。あの黒い箱の中身が何なのか分からないと、分別も迷いがちです。そもそも、不要となったACアダプターは、ゴミとして捨てるしかないのでしょうか? 実はACアダプターは、条件さえ合えば中古品として売ることができます。資源としてリサイクルすることも可能です。そこでこの記事では、不要なACアダプターをお得に処分する方法について詳しくお伝えします。

  1. ACアダプターを処分する前に知っておきたいこと
  2. ACアダプターの処分方法
  3. ACアダプターを売る方法
  4. ACアダプターの処分に関するよくある質問

この記事を読むことで、不要なACアダプターの処分方法が分かります。すっきりと整理するために、ぜひ参考にしてください。

1.ACアダプターを処分する前に知っておきたいこと

まずは、ACアダプターについて知り、どんな処分方法があるのか見ていきましょう。

1-1.ACアダプターは小型家電に欠かせないパーツ

ACアダプターは、家庭用の電源を交流(AC)から直流(DC)に変換したり、電圧を変えたりするパーツです。ノートパソコンやスマートフォン・家庭用ゲーム機をはじめ、オーディオや空気清浄機など、多くの小型家電品に電気を供給するために使われています。
よくあるタイプは、コンセントと機器をつなぐケーブルの真ん中に重くて黒い箱型の装置がついているものです。携帯電話の充電器のように小型で、ACアダプターに直接電源プラグがついているものもあります。

1-2.処分するACアダプターの状態を確認

処分の前に、ACアダプターの状態を確認しておきましょう。これは、壊れているものと使用可能なものでは、処分の方法が異なるためです。傷や汚れがないか? 正常に動くか? など、チェックしてください。通電するか確認するには、ノートパソコンのACアダプターは、ボックス部にある通電ランプの点灯で分かります。デジタルテスターがある場合は、電圧や電流も確認しておきましょう。正常に作動するものは、買取してもらえる可能性があります。
一方、壊れているものは、ゴミとして処分するのが一般的です。何ゴミに分類されるのか、材質を見てみましょう。
ACアダプターの本体はプラスチックで覆われており、内部には、変圧器・整流器・安定化回路などが納められています。基盤には鉄や銅・レアメタルなどの金属が使われているため、リサイクル資源として回収される可能性もあるでしょう。

2.ACアダプターの処分方法

壊れてしまったACアダプターの処分方法について説明します。

2-1.自治体による処分方法

一番身近なのは、自治体の回収に出す方法でしょう。前述のとおり、ACアダプターには、鉄・銅・レアメタルなど再生可能な資源が含まれています。そのため、多くの自治体では「小型家電リサイクル法」に基づき、ACアダプターをリサイクル資源として無料回収しているのです。市役所や公民館などに「小型家電回収ボックス」が設置されているので、そこにACアダプターを投入してください。
一方、不燃ゴミや金属ゴミとして回収する自治体もあります。ゴミの分別は自治体によって異なるため、お住まいの自治体で確認してください。

2-2.メーカーやキャリアによる回収も可能

メーカーでは一般的にACアダプター単体での回収は行っていません。ただし、パソコンメーカーは、「PCリサイクル法」によって使用済みのPCを回収する義務があります。ACアダプターもPC本体と一緒なら回収可能です。
一方、スマートフォンのACアダプター(充電器)は、各携帯電話のキャリアショップで引き取ってもらえます。iPhoneは、購入から1年以内の保証期間内なら、充電器・ケーブルの無償交換が可能です。

2-3.不用品が大量にある場合は業者へ依頼

ACアダプターの処分は、不用品回収業者に依頼することもできます。特に、ACアダプター以外にも処分したい不用品がある場合におすすめです。不用品片付けのエコアースでは、不用品の中から再販可能なものは買い取ることができるため、相殺されて処分費用が安く済みます。「引越しで不用品が大量にある」「家電の買い替えをしたい」などの場合には、「定額パック」がお得です。

2-4.悪徳業者には注意を

不用品の買取には、古物営業法により「古物商許可」が必要です。買取を依頼する場合は、許可業者を選びましょう。
また、「無料回収」と言いながら軽トラックで巡回してくる不用品回収業者には注意が必要です。「初めは無料と言っていたのに、あとから高額な費用を請求された」などのトラブルが報告されています。無料回収という甘い言葉にだまされないように気をつけましょう。

3.ACアダプターを売る方法

ACアダプターは、中古品の需要がある電子機器です。ここでは、買い取ってもらえる種類や買取先について紹介します。

3-1.ACアダプターは中古でも売れる

ACアダプターは、状態のよいものであればPCのパーツ店などで買い取ってもらえます。特に、有名メーカーや人気機種の純正品は需要が高く、買取が期待できるでしょう。
実は、ACアダプターには統一の規格がなく、使用機器ごとに専用のACアダプターがあります。それぞれ電圧やプラグの形状が異なるため、ほかの機器に使い回すことはできません。そのため、ACアダプターが壊れると、新たに適合するACアダプターを買う必要があります。純正の新品は高価なため、中古品でも買いたいという人がいるのです。

3-2.リサイクルショップ・買取業者に買い取ってもらう方法

3-2-1.買取を依頼する3つの方法

ACアダプターは、リサイクルショップや家電品の買取業者で買い取ってもらえます。買取できるかどうかは、査定で決まるので、まずは見積もりをしてもらいましょう。以下に、買取を依頼する3つの方法と特徴をまとめました。自分に合う方法を選んでください。

  • 持ち込み:リサイクルショップ、PCパーツショップ、買取業者などの店頭に持ち込む方法。近くにショップがある場合には便利。持ち込んでも買い取ってもらえるとは限らないため、持ち込み前に電話で問い合わせたほうがいい
  • 宅配:全国対応の業者が多く、地方に住んでいても利用できる。荷物をこん包する手間がかかるのが難点。送料の負担について確認が必要
  • 出張:家まで査定に来てくれるのでラク。ただし、「買取点数30点以上」など、出張の条件を設けている業者が多い。出張の手数料についても確認しておきたい。処分する点数が多い場合や、ほかにも売りたいものがある場合に利用するといい。買取だけでなく、不用品回収にも対応できる業者なら、買取と処分を同時に依頼することができる

メールや電話での問い合わせで、仮の見積もりをしてもらえます。製品名、購入年と、動作や傷などの状態を説明し、入力/出力の能力、容量、コネクタ形状・寸法、外形寸法・ケーブル長、付属品についても、なるべく詳しく伝えましょう。

3-2-2.買取相場は年数や機種によって異なる

ACアダプターの買取価格は、使用年数や機種によって大きく異なるのが現状です。インターネット上の相場としては、国産メーカーPC用ACアダプターで180円程度、スマートフォンのAC充電器は500円前後で取り引きされています。ケーブルなどをつけると査定金額がアップするでしょう。金額は、状態によって変化するため、あくまでも参考程度にしてください。
買取の条件は業者によって違いますが、共通しているのは「問題なく使用できるもの」という点です。中には「未使用品のみ」「発売後1年以内のもの」など、条件が厳しい業者もあります。また、いくら新しいものでも、新品価格が300円程度の安いものは買取不可の業者が多いようです。

3-2-3.損をしないようコストに注意!

持ち込みの場合、買取が成立したらその場で現金を受け取れるのがメリットです。ただし、1点売っただけでは、交通費を差し引くとマイナスになる可能性があるでしょう。ほかの方法にも言えることですが、手数料や配送料など、自分が支払うお金のことも考えて、トータルでプラスになるように考えることが大切です。

3-3.自分で売る方法

3-3-1.インターネットを利用して売る

ネットオークションやフリマサイトなどを利用すれば、自分でACアダプターを売ることができます。オークションは、入札により価格を競い合い、一番高値をつけた人が落札できる仕組みです。一方、フリマは、自分が決めた定額で販売できます。どちらでも、自分に合ったスタイルを選びましょう。
インターネット上には複数のサービスがあります。いくつか見て、実際にACアダプターが扱われているサイトに登録しましょう。自分が出品したいACアダプターがいくらぐらいで売られているか検索してみると、だいたいの相場観がつかめます。価格や取引条件を決め、スマートフォンで撮った写真と製品情報をアップして出品しましょう。買い手が決まって決済が完了したら、商品を配送します。

3-3-2.メリットと手間ひまを比較して利用すること

業者に買い取ってもらえなかったACアダプターでも売れる可能性があります。一方で、必ず売れるという保証はありません。個人同士の取り引きとなるため、トラブルが起こりやすい点も注意が必要です。特に、安全面に配慮しましょう。

3-3-3.出品の詳細は詳しく丁寧にすること

ACアダプターは電子部品であり、適合しない機器につなげて使うと発火するなどの事故につながる可能性があります。こうしたトラブルを防ぐためにも、出品するときに製品の情報をなるべく正しく伝えておきましょう。
具体的には、製品名(型番)、購入年、状態、入力/出力の能力、容量、コネクタ形状・寸法、外形寸法・ケーブル長、付属品についてもれなく記載しておくことです。写真も、本体のアップを載せるなど、スペックが分かるようにしておくといいでしょう。こうすることで、誤解が生じにくくなります。

4.ACアダプターの処分に関するよくある質問

ACアダプターの処分に関する質問をまとめました。

Q.正常に動くACアダプターなら、古くても買い取ってもらえますか?
A.あまり古いと一般的に買取は難しいでしょう。古いものでも、人気のあるゲーム機に適合する機種などは、買い取ってもらえる可能性もあります。まずは査定を受けてみましょう。

Q.ACアダプターの分別方法はどこで確認できますか?
A.自治体から各戸に配布されるゴミの分別表を確認しましょう。自治体のホームページでも見ることができます。分別の仕方は自治体によって異なるので、ご自分の地域の分別表で確認することが大切です。

Q.使っていないACアダプターをほかのものに利用できないでしょうか?
A.ACアダプターは、一見同じように見えても、使用する機器によって電流や電圧の規格が異なります。そのため、ほかの機器用として使い回すことはできません。規格の合わないものを使うと、発火などトラブルを起こす可能性があります。大変危険なため、処分したほうがいいでしょう。

Q.スマホの充電器もACアダプターと同じように売れますか?
A.コンセントから給電するタイプの充電器は、ACアダプターと同じものです。純正品で状態がよければ、買い取ってもらえる可能性は高いでしょう。

Q.壊れたACアダプターは、修理して使えますか?
A.ACアダプターは電子機器のため、一般の人が修理をするのは危険です。ボックス部分は分解できない構造になっています。修理はあきらめて、処分したほうがいいでしょう。万一、修理できたとしても、修理品を使用して事故があった場合、メーカーのサポートは受けられません。

まとめ

不要となったACアダプターも、まだ使えるものは中古品として売れる可能性があります。壊れたものも、ゴミとして処分するのではなく、資源としてリサイクルが可能です。なるべくラクをしながらお得に処分するコツをおぼえて、いつの間にか増えてしまうACアダプターをすっきり整理しましょう。


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