畳ってどうやって処分すればいいの? 畳の正しい処分法と基礎知識!


古い畳をどうやって処分すればいいのかと悩んではいませんか。適当に処分しようとすると、予想以上に余分な手間やお金がかかってしまいます。ですから、どのような処分法が一番自分に合っているのかを把握しておくことが大切です。

そこで、今回は畳の正しい処分方法をご紹介します。

  1. 畳にはどんな種類があるの?
  2. 畳の寿命と長持ちさせるコツについて
  3. 畳の処分方法と処分費用の相場について
  4. 畳を処分する際に注意しておきたいこと
  5. 畳の処分に関するQ&A

この記事を読むことで畳の処分方法について知ることができます。知っておくと役立つ情報ばかりなので、ぜひお見逃しなく。

1.畳にはどんな種類があるの?

まずは畳にはどのような種類があるのかをご紹介します。

1-1.縁付き畳

最も一般的に流通している種類の畳で、縁が付いていることにより耐久性に優れているのが特徴です。そのため、子供やペットのいる家庭でも比較的使いやすいでしょう。

1-2.縁無し畳

琉球(りゅうきゅう)畳・琉球風畳など、縁のない種類の畳です。縁付き畳に比べてモダンな雰囲気があるため、洋室にも合わせやすく近年人気が高まってきています。その一方、縁がないことで耐久性が低く、価格も縁付き畳より割高なのが難点です。

1-3.フローリング用薄畳

最近の住宅には和室がないことが多いことから開発された新しい畳です。フローリングに直接敷いて使うことができます。リフォームせずに和風の部屋にできることから人気が高まってきている畳です。また、畳をフローリングに敷くことで足音を響かせづらくする効果も期待できます。マンションやアパートにお住まいの方は、子供部屋などに敷くことで階下への騒音対策としても利用できるでしょう。

1-4.床の間用畳

床の間とは、畳の部屋の上座にある、床を1段高くした場所のことをいいます。掛け軸や置物を置くための場所です。床の間に敷く畳の耐久性はあまり重視されていません。値段は普通の畳に比べて割高です。現代の住宅では床の間があることのほうが少ないため、需要は年々減少しています。

1-5.カラー畳

洋風の住宅でも違和感なく使えるように、さまざまな色で作られた畳です。紫やオレンジなどさまざまの色を選択でき、古くさい印象がありません。和モダンの部屋にぴったりの畳として注目を集めています。

2.畳の寿命と長持ちさせるコツについて

次は畳の寿命や張り替えの時期、長持ちさせるためのコツなどについてお話しします。

2-1.畳の寿命はどのぐらい?

実は、畳は大きく分けて畳表と畳床に分けられ、それぞれ寿命が違います。畳表は畳床を保護するために貼られたゴザのことです。畳表はじかに人と触れる場所なので摩耗しやすく、4~5年で劣化します。しかし、畳表は両面使うことができるため、「裏返し」という作業をすることでさらに2~3年ほど使い続けることが可能です。裏返しを行った後に劣化してくると、今度は「表替え」といって畳表を交換しなければいけません。つまり、畳表の寿命は6~8年程度ということになります。次に畳床ですが、畳床は畳表に守られているため比較的寿命が長く10~15年程度は持つでしょう。

2-2.取り替え時期の目安

畳を丸ごと取り替えるよりも、畳表だけを交換したほうが安上がりです。そのことを考えると、取り替え時期は畳床の寿命である「10~15年」に合わせるのが無難でしょう。ただし、裏返しや表替えの作業をしっかり行っていることが前提となります。

2-3.長持ちさせるためには?

畳は湿気に弱い性質があります。ジメジメしている場所に放置しておくと、カビが生えることも珍しくはありません。ですから、できれば1年に2回、春と秋のよく晴れた日に天日干しをすると良いでしょう。こうすることでカビや害虫の予防となります。もしも天日干しする余裕がない場合は、畳を持ち上げてその下に空き缶などを置き、畳の裏に風を通すだけでも効果的です。
また、畳の上にはあまり重いものを置かないようにしましょう。直接置いていると跡になったりへこんだりしてしまいます。タンスなどの重いものを置く際には、畳とタンスの間に敷物を挟んでください。

3.畳の処分方法と処分費用の相場について

この項では畳を処分する方法を3つご紹介します。処分にかかる費用の相場についてもお話ししているので、参考にしてください。

3-1.粗大ごみとして捨てる

最も一般的な方法としては、粗大ごみとして捨てる方法が挙げられます。お住まいの自治体の粗大ごみセンターに依頼をして、回収してもらいましょう。粗大ごみは安く処分できるのがメリットですが、畳1枚1枚に手続きが必要なので手間がかかるのが難点です。また、畳の取り外しや運び出しは自力で行う必要があるのもデメリットとして挙げられます。

3-2.畳屋に依頼する

畳屋に依頼して処分してもらうのもポピュラーな方法です。畳屋なら畳の取り外しも運搬もしてくれるので手間がかかりません。また、その場で新しい畳に張り替えてもらえるのも大きなメリットです。ただし、張り替えを前提とした処分しか行っていないケースもあるため、畳の処分だけが必要な場合には向かない方法といえます。

3-3.不用品回収業者を利用する

不用品回収業者に依頼して処分してもらう方法もあります。不用品回収業者も畳屋と同様に、畳の取り外しから運搬までしてくれるので手間のかからない方法です。ただし、畳屋のように新しい畳に張り替えることまではしてくれないので、そのときの状況に合わせて使い分けましょう。

3-4.畳の処分にかかる費用の相場は?

畳の処分費用の相場は、基本的に1枚当たり1,000円程度です。ただし、不用品回収業者の場合は出張費などがかかるため1枚当たり2,000~3,000円程度になるでしょう。業者によっては、1枚当たり1,000円程度の処分費用とは別に、基本料が設定されている場合もあります。また、畳屋の場合、無料で引き取ってくれるケースもあるようです。

4.畳を処分する際に注意しておきたいこと

次は畳を処分する際に知っておくと役立つ情報をご紹介します。

4-1.粗大ごみの料金は地域によって違う

平均的な処分費用は1,000円程度ですが、自治体によっては500円前後の場合もあります。また、畳の大きさによっても変わるので、詳しくは各自治体のホームページを確認してください。

4-2.リフォームで出た畳は産業廃棄物

業者によるリフォームを行った場合、不要になった古い畳は産業廃棄物として扱われます。そのため粗大ごみとして処分することはできません。通常はリフォーム業者が畳を引き取ってくれますが、何らかの事情で引き取ってもらえなかった場合は産業廃棄物処理業者などに依頼して処分しましょう。なお、DIYでリフォームした場合はその限りではありません。

4-3.複数業者から見積もりを取ろう

業者に依頼して処分する際、適当な業者に依頼すると金銭トラブルなどが発生することがあります。ですから、しっかりとした見積もりを出してくれる業者に依頼することが大切です。そのために重要なのが「比較」となります。複数の業者から見積もりを取って比較し、分かりやすく明確な見積もりを出してくれた業者を選ぶようにしましょう。

5.畳の処分に関するQ&A

この項では畳を処分する際によく寄せられる質問とその回答をご紹介します。

Q.可燃ごみとして処分することはできないのですか?
A.可燃性のものでも、一辺が30cm~50cm(自治体によって異なる)を超えると粗大ごみ扱いになります。ですから、畳を可燃ごみとして出すには、自治体の規定するサイズ未満になるよう解体しなければいけません。しかし、畳はかなり頑丈なので自力で解体するのは困難です。ハサミなどでは難しいため、のこぎりなどが必要となるでしょう。また、サイズを小さくできても、一度に大量のごみを出すと引き取ってもらえないことがあるため、何回かに分けて出さなければいけません。労力を考えるとおすすめできない方法です。

Q.畳の張り替えはDIYでも可能でしょうか?
A.体力や人手があれば可能です。ただし、張り替える畳のサイズについては注意しておきましょう。面積の単位に「畳・帖(じょう)」があるため勘違いされがちですが、実は地域によって畳の大きさは異なります。たとえば、京都を中心とした関西方面では「191cm×95.5cm」の京間・本間が一般的ですが、関東地方では「176cm×88cm」の江戸間が主流です。また、マンションやアパートなどで主に使用される「170cm×85cm」の団地間という規格もあります。通販などで購入する際には畳のサイズが自分の家に合っているかどうかしっかりと確認することが大切です。

Q.畳にはどのような規格があるのでしょうか?
A.前述した京間・本間・江戸間・団地間以外だと以下のようなものが挙げられます。

  • 中京間(182cm×91cm)
  • 佐賀間(188cm×94cm)
  • 安芸間および広島間(185cm×92cm)
  • 琉球畳(88cm×88cm)

Q.傷んだ畳を修復する方法はありますか?
A.傷み具合にもよりますが、ささくれ程度であれば修復可能です。木工用ボンドを水で10倍ほどに薄めたものを、筆でささくれている箇所に塗ってください。

Q.畳は水拭き可能ですか?
A.可能ですが、畳は水に弱いので必ず固く絞った雑巾などで水拭きをしてください。

まとめ

今回は畳の処分に関する情報をご紹介しました。畳は基本的に粗大ごみとして処分することになります。可燃ごみとして処分することも可能ですが、非常に労力がかかるのでおすすめしません。不用品回収業者や畳屋などを上手に利用して処分してくださいね。


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