石油ストーブの処分ってどうする?簡単・お得に処分する方法教えます。
使わなくなった石油ストーブの処分に困っていませんか?また、調子が悪くなったストーブをお持ちの方もその対処に悩まれていることでしょう。
寒い季節に大活躍だった石油ストーブも、不要になればどうやって処分していいかわかりませんよね。ストーブの中に灯油が残っている場合、間違った処分方法では、火災の危険性もあるのです。そこでこの記事では、石油ストーブの正しい処分方法についてお話しします。手間をかけずお得に処分できますので、ぜひ読んでみてください。
- 石油ストーブの不調と対処法
- 石油ストーブの正しい処分方法とは?
- 石油ストーブの保管方法
1.石油ストーブの不調と対処法
石油ストーブは故障した状態で使うと、火災や事故につながります。「不調かな?」と思ったら、早めに対処しましょう。
1-1.よくある石油ストーブの不調とは?
石油ストーブが故障するときに現れる症状をご紹介します。
- 点火しない
- 点火する際、臭いや煙が出る
- 点火しずらい
- 芯の上げ下げが重くなった
- 燃焼中、突然止まる
- 異音
- 火力が大きくならない
- 臭い
- 換気ランプの異常
石油ストーブの不調が一番現れるのは、点火時です。なかなか点火しない、点火してもすぐに消えてしまう場合は、石油ストーブ本体に、何らかの問題が生じています。
また、長期間、間違った方法で保管していた石油ストーブは、着火しずらいケースも少なくありません。石油ストーブは、正しく保管しなければ故障の原因となってしまうのです。
1-2.石油ストーブが不調なときどうする?
石油ストーブに不調のサインが出たら、故障の箇所にあった対処をする必要があります。
点火装置に異常がある場合は、部品の交換や買い替えを考えたほうがいいでしょう。
点火しない理由に多い、電池切れ。電池交換を忘れがちです。簡単に対処できますので、電池交換して様子を見てください。燃焼中に止まる原因として、ホコリが溜(た)まっている可能性があります。燃焼用のフィルターにホコリが溜(た)まると、換気ランプが点灯し止まる要因にもなるでしょう。一酸化炭素がたくさん出ることもありますので早めにお手入れする必要があります。
1-3.修理と買い替えどっちがお得?
修理や部品の交換は出張費や、部品を受け取る送料、部品代で、高くつくこともあります。今お使いのストーブが比較的安いものなら、修理するより買い替えがお得です。出来れば、お使いのストーブが故障する前に買い替えを検討してください。なぜなら、ストーブのような季節家電は、リサイクルショップに買い取ってもらえる可能性があるからです。古いストーブを買い取ってもらったお金は、新しいストーブの購入資金に充てることができます。家電は寿命があるため、購入して5年経(た)ったストーブは、調子が悪くなくても買い替えを検討しましょう。
2.石油ストーブの正しい処分方法とは?
2-1.灯油が残っている場合
石油ストーブに灯油が残っている場合、発火の恐れがあります。必ず灯油を抜いてから処分してください。また、電池も抜いておきましょう。余った灯油が大量の場合は、空き地や庭に捨てず、ガソリンスタンドで引き取ってもらってください。少量の場合は、布や新聞に染み込ませ、ビニール袋に入れ可燃ゴミで出します。
2-2.石油ストーブを処分するには
要らなくなった石油ストーブの処分方法ですが、自治体の粗大ゴミに捨てる以外に以下の方法があります。
2-2-1.家電量販店に引き取ってもらう
新しいストーブを購入した場合、購入したお店で引き取りサービスを行っているところもあります。購入した店舗なら、処分費用が安く済むことが多いです。新品を家電量販店で購入する場合は、引き取りサービスがないか確認してみましょう。
2-2-2.買い取りしてもらう
まだ使えるストーブなら、リサイクルショップに買い取ってもらえることもあります。最寄りのリサイクルショップに確認してみましょう。中古でも、製造5年以内のものなら買い取り対象となります。ダイキン・東芝・パナソニックなど有名メーカーのものは人気が高く高価買い取りが期待できるでしょう。リサイクルショップの買い取りは、自分で店頭に持ち込まないといけません。車がない、近くに店舗がない場合は、不用品回収業者の買い取りサービスをおススメします。
2-2-3.不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、不用品の回収だけでなく、買い取りもしてくれるお店があります。買い取りで値が付かなかった場合も回収してくれますので非常に便利です。また、電話1本で自宅まで来てくれるため、自分で店頭に持ち込む必要がなく手間もかかりません。時間帯も柔軟に対応してもらえますので、忙しい方にもぴったりです。自宅の不用品をまとめて回収してもらえば、費用も安くなります。ぜひ活用しましょう。
3.石油ストーブの保管方法
取り扱い説明書があれば、確認の上、以下のような方法で保管してください。
- 電源プラグと電源コードを確認、束ねる
- 電池ケースから電池を抜いておく
- ストーブ内の灯油はすべて抜く
- オイルフィルターを掃除(水ですすぐのは厳禁)
- 耐震自動消火装置があれば作動させる
- 本体の掃除
- 湿気の少ない場所で保管する
ストーブは、本体から電池を抜いた状態で保管してください。高温多湿や直射日光が当たる場所で保管すると錆(さび)の原因になります。湿気の少ない安定した場所で保管しましょう。また、横にすると、抜けきれなかった灯油がこぼれ、火災の危険性があります。石油ストーブは立てて保管し転倒しないよう、十分注意してください。
4.まとめ
この記事では、ストーブの正しい処分方法をご紹介しました。
- 石油ストーブの不調と対処法
- 石油ストーブの正しい処分方法とは?
- 石油ストーブの保管方法
ストーブの処分を考えていなかった方、いま一度ご自宅のストーブの年式を確認してみてください。調子が悪くなくても、5年過ぎないうちに買い替えしたほうがお得になることもあります。故障すると、買い取り価格も期待できません。買い替えするなら、ぜひお早めにお近くの不用品回収業者に依頼してみましょう。