モノが捨てられないとお悩みの方へ!捨てる・片付けるコツ伝授します。
部屋中にモノがあふれているのに、捨てることができない!とお悩みではないですか?不用なモノを捨て、スッキリと片付けるにはコツがあります。部屋やクローゼットがモノに支配されている方のために、上手に片付けるコツを伝授しましょう!
目次
- モノを捨てる判断基準
- 片付けのコツ
- 不用品の処分方法
- まとめ
1.モノを捨てる判断基準
いつのまにか、さまざまなモノがたまって、クローゼットや押し入れがいっぱい!…とお悩みの方は少なくありません。
部屋の中にモノがあふれているのにモノを捨てられない人は、以下のような考え方をしがちです。
- まだ使えるのにもったいない。
- いつかまた使うからとっておこう。
- 高かったから捨てるのは惜しい。
- 捨てたら後悔するかもしれない。
- モノを捨てるのはよくないことだ。
- お祝いや贈り物なので捨てるのは申し訳ない。
- 捨てると思い出も消えそう。
…上記のような思いが胸に浮かび、捨てることができずにまた元の場所に戻してしまう人は、いつまでたっても部屋を片付けることができないようです。
いらないモノを捨てて、部屋をスッキリと片付いた状態にするには、自分に厳しくすることも大切でしょう。
部屋を片付けるときには、「捨てる判断基準」を作ると迷いや未練を断ち切りやすくなります。
思いきってモノを捨てられる「捨てる判断基準」を場所別にご紹介しましょう。
1-1.クローゼット編
何年も着ていない洋服や、衝動買いしたバッグなどでクローゼットがギュウギュウになっていませんか?
クローゼットは、家の中でも一番モノがたまる場所です。
以下の基準に当てはまるモノは、思いきって処分しましょう。
- 1年以上、袖をとおしていない洋服。
- いつか痩せたら着ようと思っている洋服。
- 買ったものの、コーディネートしづらく1度も着ていない洋服。
- 高かったので捨てられず、ずっとハンガーに吊るしてある洋服。
バッグやストールなどの服飾雑貨も同様に、1年以上使っていないモノ、シミや傷みのあるモノは処分してください。
1-2.チェストや収納家具編
普段は目に付かないチェストや収納家具の中には、さまざまなモノがため込まれています。
以下の基準に当てはまるモノは、全部処分してしまいましょう。
- もらったけれど趣味が合わないので使っていない海外のお土産。
- 箱ごとしまってある結婚式の引き出物。
- 昔、趣味で集めたフィギュアやキャラクターグッズ。
- もったいないので捨てられない使いかけの化粧品や香水。
- 数年前間ため込んでいる年賀状。
- 消費期限の過ぎている薬。
- 仕事の資料や書類・ファイル類。
- ショップの紙袋やリボン・ケースなど。
- DMなどの郵便物・クーポン付きの出前メニュー・ポイントカードなど。
- 読み返さない書籍や雑誌。
- ずっと聞いたり見たりしていないCDやDVD。
収納のスペースがあればあるほど、ついモノを入れてしまいがちです。
「こんなの持っていたっけ?」と驚くモノも多いでしょう。
しかしながら、いちいち感慨に浸ってまた使うかも…としまいこんでは、元のもくあみです。
思いきって処分してください。
1-3.キッチン
衝動買いや、お土産で購入した食器やキッチン小物などがたまっていませんか?
以下の基準に当てはまるモノは処分しましょう。
- プレゼントされたけれど使用していない食器。
- 汚れやシミの目立つクロス類。
- 面白さにひかれて買ったけれど使っていない調理器具。
- 1年以上使用していない調理家電。
- ノベルティでもらったグラスやカップ類。
- コンビニでもらった割りばしや、プラスチックのカトラリー。
- ほとんど使用していない調味料。
- 半年以上食べていないお菓子。
食器棚・シンク上下の収納スペース・冷蔵庫などすべてをチェックして、ムダなモノを一掃してください。
2.片付けのコツ
ムダなモノをすべて処分して、スッキリと片付いた部屋に変身するのは、モノを捨てるのが苦手な人にとっては簡単なことではありません。
モノに対する執着や未練も一緒に捨てることなので、エネルギーを使って疲れることもあるでしょう。
そこで、少しでもスムーズに作業が進められる片付けのコツをご紹介します。
2-1.計画を立てる
一度にすべての部屋や収納場所を片付けよう!と、気負わないことが大切です。
まずは、最初にどこから手を付けていくか計画を立てましょう。
基本的には…
- 押し入れ・天袋・納戸など。
- 寝室の収納家具やクローゼット・たんすなど。
- 仕事部屋やリビング。
- キッチンやダイニング。
上記の順番で、使用頻度が少ない場所から始めるのがおすすめです。
「毎週土曜日の午後1時〜4時まで」などと、自分でスケジュールを決めて、目立つ場所に貼ってください。
2-2.収納場所からモノをすべて外に出す
収納場所にある品物を、外に全部出して並べましょう。
たとえば、クローゼットの引き出しに入っているTシャツをすべて外に出し、床に並べるのです。
全体を見渡すと「着る」・「着ない」の判断が付きやすくなります。
机の引き出しなども同じ要領で、中身をすべて外に出してください。
なんとなくしまった試供品や、インクの切れているボールペン・古いキャンディ・期限の切れたクーポン券など、いらないモノがたくさん見つかるでしょう。
2-3.だらだら迷わないように「保留箱」を用意
片付けている最中に、「どうしようかな?」と迷ってしまうモノもでてくるでしょう。
そんなとき、ひとつひとつを手にとってじっくり眺めているといつまでも先に進みません。
捨てるか捨てないか、どうしても決めかねるモノを一時的にしまう「保留箱」を用意しましょう。
迷ったモノは、とりあえず保留箱に入れれば、ムダに時間を費やさずに済みます。
1週間後に保留箱の中身を全部出して、もう1回見直してください。
冷却期間を置くと、執着心や未練が消えて冷静に捨てられるものです。
2-4.片付ける!と決めた日からモノを増やさない
スムーズに片付けを進めるためにも、スッキリと片付いた部屋をキープするためにも、片付けを始めようと決心した日からモノを増やさないように決めましょう。
- 使用しない試供品はもらわない。
- 不必要なモノは「あげる」といわれても断る。
- 衝動買いやまとめ買いはやめる。
- 無料!や激安!につられて使わないモノを買わない。
- 「安いモノをたくさん」ではなく「上質なモノをひとつ」にする。
ムダなモノを増やさないことも片付けのコツなのです。
3.不用品の処分方法
ゴミとして捨てるのはもったいない不用品は、どのように処分すればいいのでしょうか。
以下のような方法がおすすめです。
- 国内外のブランド物の洋服や服飾雑貨は、宅配の中古買い取りサービスを利用する。
- 書籍・雑誌・CD・DVDなどは、専門の買い取りサービスショップに売る。
- 使用できる家具や家電などは、まとめてリサイクルショップに持ち込む。
- ネットオークションを利用する。
- 知人や友人に譲る。
また、家具や家電・スポーツ用品・楽器など不用品がいろいろある場合は、不用品の回収・買い取りを専門に行っている業者に依頼するのもおすすめです。
電話やメールなどで申し込めば、自宅まで不用品の査定にきてくれます。
そのため、リサイクルショップまで持ち込む手間がありません。
買い取りが可能なモノは買い取り、不可能なモノは回収処分してくれるので便利です。
大物の解体から搬出まですべて行うので、引っ越しのときなどにもおすすめでしょう。
無料の見積もり・出張査定サービスがある、実績の多い業者を選ぶようにしてください。
4.まとめ
いかがでしたか?
部屋がなかなか片付かない、片付けようと思ってもモノを捨てられない…とお悩みの方に向け、捨てる・片付けるコツをご紹介しました。
- モノを捨てる判断基準
- 片付けのコツ
- 不用品の処分方法
モノを捨てられない人は、不用品をため込んでしまい、モノに埋もれた生活を送っています。
モノを捨てるのはもったいない…と思う気持ちはわかりますが、使わないでためておくことは、モノを大切にしているとはいえないでしょう。
自分が持っているモノをすべて観察して、本当に必要かどうか改めて考えると不用品が多いことに気づかされます。
執着や未練は捨て、思いきって不用品をすべて処分すると、部屋もスッキリして気分がよくなるでしょう。
さらに、残ったモノがいとおしく、大切に使おうという気分にもなるのです。
安さやはやり、面白さだけで衝動買いをしなくなるので、節約にもつながります。
自分の今までの生活をリセットするつもりで、チャレンジしてください。