自動車のバッテリーの処分方法! DIYで交換する場合の廃棄方法とは?


自動車やバイクに欠かすことのできない電源装置であるバッテリーは消耗品です。使用状況によっても異なりますが、バッテリーは2~3年が寿命になります。バッテリーの機能低下は、トラブルの原因にもなるため定期的な交換が必要です。

バッテリーの交換はDIYでも簡単にできます。しかし、処分や廃棄は非常に難しいのです。自分で交換したものの、処分や廃棄の方法が分からず困っている方も多いのではないでしょうか?

  1. 車のバッテリーを捨てたい、廃棄したい、処分したい
  2. 自動車バッテリーのリサイクルについて
  3. 車のバッテリーの処分、買い替えによる処分方法
  4. DIY交換した場合のバッテリーの処分方法
  5. 回収業者に処分・廃棄を依頼するには?
  6. バッテリー処分・廃棄に関するよくある質問
  7. まとめ

自動車のバッテリー交換をDIYすることは交換コストを大幅に削減できます。しかし、バッテリーは人体に有害なものを含んでいるため、廃棄や処分は適切におこなわなければなりません。バッテリー交換を考えている方のために、交換タイミングや廃棄処分の方法について詳しく解説しましょう。

1.車のバッテリーを捨てたい、廃棄したい、処分したい

1-1.バッテリーとは

バッテリーは“電池”を表す言葉なのですが、日本では2次電池(蓄電池)を指します。“充電可能な電池”という定義と考えてよいでしょう。バッテリーを使用する製品は非常に多く、身近なものではスマホやパソコンなどにも使われています。蓄えた電気を利用して電気製品を動かすのがバッテリーの役割です。バッテリーによって蓄電の方法や使用している材料などが異なります。種類に応じた処分や廃棄の方法をしましょう。

小型家電のバッテリー

スマホやパソコンなど、小型家電を動かすためのバッテリーは“リチウムイオン電池”や“リチウムポリマー電池”などです。リチウムは希少金属(レアメタル)であり、再利用を前提として処分や廃棄することが大切になります。資源有効活用促進法によって自治体の設置した回収ボックスによる回収・処分も可能です。

自動車のバッテリー

バッテリーというと自動車用の“鉛蓄電池”をイメージする方も多いはずです。充電池のなかでも非常に安価で生産できるというメリットがあります。鉛蓄電池は多くの蓄電池にある継ぎ足し充電による機能低下(メモリー効果)が現れないというのが特徴です。自動車のように常に充電と放電を繰り返す用途に最適なバッテリーといえるでしょう。自動車のバッテリーには、人体に有害な“鉛”や“希硫酸”を使用しているため、適切な処分が必要になります。

1-2.バッテリーの処分のタイミング

自動車のバッテリーの交換タイミングは2~3年が目安になります。当然、自動車の使用状況によっても異なるためバッテリー処分のタイミングの目安についてご紹介しましょう。

バッテリーチェックによる寿命の判別

バッテリーの消耗具合や寿命を知るためにも、ガソリンスタンドやカー用品店などで“バッテリーチェック”を受けてみましょう。自動車のバッテリーの寿命は、電圧の測定やバッテリー液の比重によって判別可能です。バッテリーチェックは短時間で終了するため、こまめに利用するというのも大切な備えといえるでしょう。

過放電による寿命

バッテリーは過放電によって寿命が短くなります。利用期間にかかわらず、1回でもバッテリーが上がってしまうと機能が大きく低下してしまうのです。バッテリー上がりを経験したものは通常よりも寿命が短いため、バッテリーチェックなどで確認してみましょう。

バッテリーの交換時期

エンジンのかかりが悪い、室内灯の光が弱いなどの兆候はバッテリーの交換時期の目安です。バッテリーは温度によって機能が異なります。寒い日に車の調子が悪いと感じた場合には、バッテリー交換を検討してみましょう。

1-3.バッテリー処分の困りごととは?

バッテリーは有害な材料を多く使用しているため、ゴミとして処分はできません。交換後のバッテリーを処分できずに困っているということもよくあることです。バッテリー処分でよくある困りごと、解決策についてご紹介しましょう。

1-3-1.バッテリーは不燃ゴミか資源ゴミか?

バッテリーには資源として再利用できる材料を多く使用しています。しかし、鉛や希硫酸は人体に有害なものを使用しているため、専門の業者による回収以外には廃棄や処分ができません。不燃ゴミや資源ゴミとしては捨てることができないという点に注意が必要です。

1-3-2.自治体では引き取ってくれない?

バッテリーはほとんどの自治体で回収を行っていません。自治体のゴミ回収では処分できないため、ホームセンターやガソリンスタンドなどの回収サービスを利用して処分する必要があります。

2.自動車バッテリーのリサイクルについて

2-1.自動車バッテリーのリサイクル方法

自動車バッテリーは資源として有効活用できる材料を多く使用しています。リサイクルの流れについてご紹介しましょう。自動車に使用する鉛蓄電池は“一般社団法人鉛蓄電池再利用資源化協会”によって認定・委託を受けた回収業者や解体業者によってリサイクルされます。

ホームセンターやガソリンスタンドなどの販売店で回収した廃バッテリーは、回収業者によって解体施設に運ばれリサイクルされるのです。消費者側がリサイクルの流れを知る必要はないのですが“適切な廃棄方法で処分する”ということを考えましょう。

鉛蓄電池は、プラスチックケース・バッテリー液(希硫酸)・電極(鉛)で作られています。シンプルな構造で分解・再利用が簡単であることからリサイクル化の進んでいる自動車部品の一つです。バッテリーのリサイクルは原料として再利用して、新たなバッテリーを生産するというかたちで再利用されます。

2-2.バッテリーの解体の危険性について

バッテリーは、簡単な構造のため、技術的にはDIYでも分解可能です。しかし、鉛や希硫酸など人体に有害な材料を使用しているため分解・解体には危険性が伴います。分解や解体の際に希硫酸が皮膚に付着してしまうと“化学やけど”などケガの原因にもなるため注意が必要です。また、使用済みでも内部に電気が残っている場合もあるため、交換や運搬の際にも端子が接触しないように注意する必要があります。

3.車のバッテリーの処分、買い替えによる処分方法

3-1.販売店による下取り、引き取り

自動車のバッテリーの最も簡単な処分方法の一つが、販売店による下取りや引き取りなどのサービスです。カー用品店やホームセンターなどでバッテリーを購入した場合に、下取りや無料引き取りなどのサービスを利用できます。販売店による下取りや無料引き取りは、バッテリーを購入した場合にだけ利用できるサービスです。バッテリーを購入しない場合には、有料での引き取りになってしまう販売店もあるため注意しましょう。

3-2.カー用品店などによる下取り、引き取りの注意点

カー用品店でバッテリーを交換する場合、ほとんどのケースで引き取り料金は無料になります。場合によっては下取りサービスをおこなっているカー用品店もあるので、お得に処分できる方法を選びましょう。取り付け作業をカー用品店に依頼しなければ下取りサービスを利用できないなどの制限もあります。利用前に適応条件をしっかりと確認しましょう。

3-3.下取り・引き取りサービスのメリット・デメリット

3-3-1.下取り・引き取りサービスのメリット

下取りや引き取りサービスは、簡単にバッテリーを処分できます。特にカー用品店では交換作業なども依頼可能です。自分で交換が難しいという場合には、交換作業を含んだサービスも依頼できます。販売店での下取り・引き取りサービスは、バッテリーの処分や廃棄に困る心配はありません。

3-3-2.下取り・引き取りのデメリット

カー用品店やホームセンターでの引き取りや下取りは、バッテリーの購入がサービス利用の前提条件です。引き取りだけを依頼する場合には、別途料金が必要な場合もあります。店舗によっては、購入しない場合にはバッテリーを引き取らない場合もあるので注意が必要です。下取りや引き取りサービスは利用するためには条件があるというのが最大のデメリットといえるでしょう。

4.DIY交換した場合のバッテリーの処分方法

4-1.販売店で購入・交換したバッテリーの処分

カー用品店やホームセンターで購入してDIYバッテリーを交換した場合、ほとんどの販売店で購入した数量であれば無料引き取りサービスが利用可能です。購入時に発行される“バッテリー販売証明書”や“バッテリー無料引換券”と引き換えに処分できます。販売店に持ち込むための運搬を自分でおこなう必要がありますが、最も簡単な処分方法の一つが購入店による引き取りです。

購入店ではない店舗でバッテリーを処分する場合には引き取り料金を負担する必要があります。バッテリーの処分料金は販売店によって異なるため、処分前に確認してみましょう。

4-2.ネット通販での購入・交換のしたバッテリーの処分

一部のインターネット販売業者では店舗型の販売店同様に、購入したバッテリーの数量分を無料回収・引き取りしている業者もあります。送料の負担に関しては通販業者によって料金設定が異なるのが特徴です。バッテリーの無料回収サービスでも、送料負担と送料無料の2種類のサービスがあります。購入の際には、バッテリーの処分方法に関してもしっかりと比較しましょう。

4-3.DIYでバッテリーを交換するメリット・デメリット

4-3-1.DIYバッテリー交換のメリット

DIYで自動車のバッテリーを交換する場合、バッテリー料金だけで交換できるのが最大のメリットです。バッテリーの交換は、自動車メンテナンスのDIYのなかでも難易度が低いといえるでしょう。

4-3-2.DIYバッテリー交換のデメリット

バッテリーの処分に関しては購入方法によって異なるため、処分方法を確認したうえで購入しなければなりません。“購入先を慎重に選ばなければいけない”ということが最大のデメリットといえるでしょう。DIY交換のデメリットは、処分方法を事前に決めておくことで解決できます。

5.回収業者に処分・廃棄を依頼するには?

5-1.業者選びのポイント

自動車のバッテリーはリサイクルや再利用が簡単であることから、資源と考えることもできます。バッテリーの無料回収を専門におこなう業者もいるほど車のバッテリーは資源として注目されているのです。バッテリーの回収をおこなう業者の多くは“無料回収”でサービスをおこなっているため、業者選びに関してはサービス内容で選びましょう。

バッテリー以外の資源・不用品も回収できる

バッテリー以外にも処分したいものがあるという場合には、不用品回収業者を利用してみましょう。不用品回収業者は、電化製品や大型家具のような処分の難しいものの回収をおこなっています。バッテリーと一緒に不用なものの処分を検討している場合には、不用品回収業者のサービスの利用を検討してみるのもよいでしょう。

5-2.不用品回収サービスの回収方法と料金

不用品回収業者では、不用品の無料回収や買取サービスなどを利用できます。回収方法は“出張回収”や“持ち込み回収”などを選択可能です。自動車のバッテリーなどの重い不用品に関しては出張回収などを利用することで運搬などの負担なく処分できます。

電化製品や家具など買取可能なものであれば買取をし、自動車のバッテリーなどは有料または無料回収によって処分可能です。回収料金は買取金額と処分料金を合算するため、不要なものが多ければ多いほどお得に利用できる場合もあります。

5-3.無料回収業者についての注意点

バッテリーや不用品などを無料回収するとトラックで街中を走る回収業者によるトラブルが、近年多く報告されています。無料回収と宣伝しているものの、実際の回収時に料金を請求するなどのトラブルも多いため、信頼できる業者を選ぶことが大切です。業者を選ぶ際には“古物商許可”や“産業廃棄物収集運搬許可”を得ている業者を選びましょう。

6.バッテリー処分・廃棄に関するよくある質問

Q.バッテリーが重く、自分では運搬できない場合にはどうすればいい?
A.出張回収などをおこなう不用品回収業者に依頼してみましょう。不用品回収業者では、単品の回収よりも複数の回収を依頼した方がお得に利用できます。依頼前に不要なものを準備して部屋や住宅の整理を始めてみましょう。

Q.DIYでバッテリーを交換する際には、どのような工具が必要ですか?
A.車のバッテリーはボルトで固定されています。交換にはレンチやドライバーがあれば十分です。安全性を考えると電気を通さないゴム手袋などを利用しましょう。

自動車のバッテリーは簡単に交換可能ですが、ショートを起こしてしまうと車の故障や火災の原因にもなります。自信がない場合にはカーショップやガソリンスタンドなどに交換を依頼しましょう。

Q.不要なバッテリーが複数ある場合にはどうすればいい?
A.販売店によるバッテリーの引き取り処分は、購入した数量以外には回収料金がかかることがあります。店舗によっては処分だけを依頼できない場合もあるため注意が必要です。不要なバッテリーが複数ある場合には、不用品回収業者など廃棄物の回収を専門にした業者を利用しましょう。

Q.バッテリーを分解・分別すれば、家庭ゴミとして捨てられますか?
A.バッテリーの分解は非常に危険です。バッテリーを分解しても鉛や希硫酸などの有害物質は家庭ゴミとして処分できません。危険なのでバッテリーの分解・分別はしないようにしましょう。

Q.販売店・不用品回収業者以外にバッテリーを引き取る業者はありますか?
A.自動車解体業者や中古車販売店でも回収可能です。回収の料金設定は業者によって異なるため、持ち込む前に回収可能かを確かめてみましょう。

Q.バッテリーを処分する際に注意する点はありますか?
A.バッテリー液とショートには要注意です。廃棄の際にはバッテリー液が漏れないように慎重に取り扱いましょう。

廃バッテリーであっても完全に電気が無くなっているわけではありません。金属製品など電気を通すものと一緒に運搬することでショート・発火の原因にもなるため、バッテリー端子に絶縁テープを巻くなどショート対策をしましょう。

7.まとめ

自動車を動かすために大切なバッテリーですが、自動車の消耗品のなかでも寿命が短いパーツの一つです。バッテリーの寿命は2~3年であり、頻繁な交換が必要になる部品といえるでしょう。特殊な工具も必要なく、ホームセンターで購入できるレンチやドライバーがあれば簡単に交換可能ということから自分で交換するというユーザーも多くいます。

DIYでバッテリーを交換する前に、使用済みみバッテリーの処分について知ることが大切なのです。バッテリーの処分方法に関してまとめてみましょう。

バッテリーはゴミとして処分できない

バッテリーは有害な材料を使用しているため自治体のゴミとして処分できません。一方で、再利用可能な有効資源であるため適切なルートで処分することで適切なリサイクルが可能です。ホームセンターやカーショップなどの販売店や不用品回収業者でおこなってる回収であれば、確実にリサイクルがおこなわれます。

廃バッテリーはどうやって処分する?

使用済みみのバッテリーには複数の処分方法があります。それぞれの方法と特徴についてまとめてみましょう。

・販売店での回収

多くの販売店ではバッテリーを購入の際に、無料の回収サービスが利用できます。購入した数量よりも多く処分する場合には、別途処分費用が必要です。

・バッテリー無料回収業者の利用

バッテリーは再資源化が容易なため、無料による回収をおこなう業者も数多くあります。近隣にバッテリーの無料回収をおこなう業者があれば利用するのもよい方法です。

無料回収業者のなかには、郵送によって処分できる業者もあります。送料の負担の有無など業者によってサービス内容が異なる点に注意が必要です。

・不用品回収業者の利用

不用品回収業者では家電・家具などの他にもさまざまなものの回収をしています。複数のバッテリーの処分やほかの不用品を同時に処分したい場合に、非常に便利なサービスです。バッテリーは再利用可能な資源として再利用化が進んでいます。自分に合った方法を選んで処分しましょう。


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